鎌倉ヒロ病院は鎌倉地域の医療を担う、内科・循環器科・外科・胃腸科・肛門外科・整形外科・婦人科・脳神経外科・リハビリテーション科を備えた病院です。

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治療法
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整形外科での治療法

1)痛みについて

痛みは生体に対する負荷、傷害によって生じた炎症反応を脊髄を介して大脳で感じたものであります。従って痛みは人間に傷害を関知させる大切な信号と考えられますので、診療でも痛みの原因を 調べる、精査することが最も大切です。原因を調べず、ただ単純に痛みを取るだけの治療は隠された病変を見過ごし、手遅れになる事態も生じます。整形外科領域の痛みの多くは労作時、運動時に生じ、安静により軽快する事が多いです。逆に夜間安静時に疼痛が強い場合は腫瘍疾患、他の内臓疾患も疑われます。疼痛に対して整形外科でお出しする内服剤は前述した炎症を抑えること(消炎剤)を目的としており、単なる痛み止めではありません。しかも長期間の投与による副作用もできるだけ少ないように工夫されています。また、疼痛治療の考え方は疼痛がひどくなってから服用するより、疼痛の軽いうちに定期的に服用することが効果的といわれています。外来では必要最低限(1種類)のお薬しか処方しませんので、素人判断での不規則な内服法は良い治療効果が得られません。規則正しい服用が勧められます。



2)お薬

消炎剤(鎮痛剤)
薬理学的に痛みは炎症(腫脹、発赤、疼痛)により生じるもので現在用いられている消炎剤は多くの改良により、従来あった内臓に対する副作用は著しく軽減されています。痛みを我慢するのではなく、まずは痛みの悪循環をとることが大切で、その後に薬の量を減量していきます。ロキソニン、ボルタレンSR、ソレトン、ハイペン、モービックなどを起こりうる胃腸障害の予防のため胃薬と一緒に処方します。
漢方で効果のあるものは下腿筋のつりに対するツムラ68
血流の改善に対するツムラ38です。
坐薬、ボルタレン坐薬
胃の弱いかたに、また、内服で鎮痛が十分でない時に処方します。
外用薬
湿布(冷たいもの、暖かいもの、においの少ないものなど)、クリーム、外用液、チック)など好みの分かれるところです。体質によって皮膚のかぶれがでることがあります。

3)注射、ブロック

変形性膝関節症に対するヒアルロン酸の関節内注射、骨粗鬆症に対するカルシトニン注射、間歇は行(下肢のしびれ)に対する注射、激しい腰痛には仙骨からの注射(仙骨ブロック)、患者さんの希望による疼痛部位に対するトリガーポイント注射を行うことが多いです。



4)固定、装具療法

腰痛、腫脹など局所の炎症を軽減させるためには安静、固定が大事であり、ギプス固定、副木固定、装具(バンド)固定、サポーターなどを選択します。



5)理学療法

様々な病気により生じた日常生活(ADL)での不具合を評価し、生活の質(QOL)の維持、改善を目的に治療を行うところです。対象疾患としては、体の不具合により病院に来られるすべての患者さんが 対象となりますが、実際のところは骨折をはじめとする外傷、脊椎、関節の変形性病変(変形性脊椎症、変形性関節症、肩関節周囲炎)など運動器疾患、脳梗塞、片麻痺、パーキンソン病など内科疾患となっています。当院での治療は理学療法としての運動療法(関節運動、筋力訓練、立位、歩行訓練)と主に器械を用いた物理療法、装具を作成する装具療法からなります。物理療法は患部の血流の改善を目的とし、温熱治療(ホットパック、パラフイン浴、マイクロ)、機械的治療(マッサージ)、電気治療(低周波)、水治療(バイブラバス)のほか腰痛、頚部痛に対する牽引治療をリハビリ室にておこなっています。他に毎週水曜日午後、腰痛、頚部痛、膝関節痛に対する体操教室を行っています。



6)鍼灸治療

運動器、筋骨格系の変性(加齢)疾患、症候群ー 各種神経痛、五十肩、腰痛症、頚腕症候群、頚椎捻挫後遺症、”不定愁訴”などに思いがけない効果がみられることがあります。実際の治療は痛みの部位への鍼と灸治療(局所治療、温熱治療)と経絡理論に従った手足のつぼへの皮内鍼の設置(遠隔治療)の併用で難解な理論を理解せずとも十分な治療効果が得られます。